戦術

Vagrant Story - Tactics*

戦闘の基本 - basic*

敵の情報を読み取る

全ての敵に「種族」「属性」「弱点」「装備」が設定されており、そのパラメーターはかなり複雑。 有効なダメージを与えるには敵の弱点を見極めなければならない。 ターゲットドームを開けば、予測ダメージ、命中率、種族を、 アナライシスを使えばステータス画面で敵のステータス、属性、装備のパラメーターを確認できる。

準備をする

例え雑魚戦であっても準備無しではまともに戦えない。 敵の弱点を突ける武器に変更し、アシュレイの強化と敵の弱化をしてから戦闘に臨もう。

また敵の行動パターンや攻撃の対処法、多対一戦闘のセオリーなど、知識を得るだけでも戦闘を有利に運ぶことができる。 情報と備えが勝敗を決める、ということを覚えておこう。

一周目の基本 - round 1*

シールドを装備する

シールドを装備していれば全リムのダメージを大幅に軽減できる。 両手持ちの武器を装備できなくなるものの、その恩恵は大きい。 秘石をつけておけば攻撃はもちろん、魔法やブレスの軽減、 さらにはステータス異常の回避率を上げることもできる。 一週目では最初から最後まで役に立つので有効に使っていこう。

武器を使い分ける

敵の種族ごとに別の武器を使えば効率的に進める。 最低でも
・対ビースト、対ドラゴン用
・対ヒューマン、対ファントム用
・対アンデッド、対エビル用
の三本を持っておこう。これ以外にもクロスボウを一つ持っておくと色々な場面で便利。

できれば属性値別の武器も持っておきたいが、アイテム欄が埋まってしまい武器の入手が面倒になる。 そこで上記の3本の属性値を調整しながら進むと良い。 武器パラメータは基本攻撃のみで変動するため、 例えば土属性が高くなってしまったら、土属性の敵にはチェインを使用しない (風属性が上がり物理属性と土属性が下がる)といった具合。 属性値に極端な偏りがなければ秘石の付け替えだけでほとんどカバーできる。

補助魔法、属性魔法を活用する

一戦ごとに魔法をかけ直すくらいでも良い。 特にゲーム中盤以降はインバリドスペルを常にかけておくだけでも安全に進める。

装備品のPP、DPに注意する

PPが上がればその分性能が上がり、DPが下がればその分性能が落ちる。 仮にPPかDP、どちらかがゼロになれば装備の性能は大幅に落ちる。

拾ったばかりの装備や、修理、合成した直後の装備はPPが少ないため適度に使用してPPを溜めると良い。 特にボス戦に挑む時、強い装備があってもPPがゼロならば使わない方が良いということもある。 また装備のDPは常に確認して、もしDPの数値が少なければ工房に寄って修理しよう。

リスクはこまめに回復

長期戦になると知らずの内にRISK値が上昇して、HP満タンの状態から敵の一撃で死亡ということも充分に有り得る。 RISK値が25以上になったら回復、を心掛けておこう。

アビリティを使用した戦術 - use ability*

敵が固いなど基本攻撃のダメージが通らない場合

■ レイジングエイク、ゲインファントム、クリムゾンレイド

レイジングエイク、ゲインファントムはどちらもSTR、属性、装備に依存しない攻撃の為、全ての敵に有効。 弱点を突かなければダメージが通らないこのゲームにおいて、かなり実用的なアビリティ。 クリムゾンレイドを合間に挟めばレイジングエイクのダメージを上げつつ攻撃できる。

HPが高い敵の場合

■ スネークヴェノム、ゲインファントム、クリムゾンレイド

スネークヴェノムで毒状態にした後、ゲインファントムとクリムゾンレイドを当てていく。 短期決戦用の組み合わせ。 ボス戦ならばクリムゾンレイドの代わりにヘヴィショットを使うと危険が少ない。

魔法を使う敵の場合

■ ダルネスバインド、マインドアサルト

ダルネスバインドでサイレント状態にした後、マインドアサルトで敵のMPを削る。 あらかじめインバリドスペルを使っておけばより安全。

移動スピードが速い敵の場合

■ ナミングクロウ

ヘヴィショット等でLegs、Wingを攻撃した後、チェインの最後にナミングクロウを使う。 (しびれ状態はダメージを受けると解除されるため) 追い付けないほどの極端に速い敵であれば、魔法かブレイクアーツで攻撃した方が良い。

実例 : 序盤難敵の対処法 - ex : hints for battles*

ゴースト - 地下墓地「母が亡き子を抱いた通路」

始めてのファントム戦、魔法主体の攻撃、テレポート使用、物理耐性、一分間の制限、 と様々な要因があり、おそらく初プレイ時の最初の壁になる戦闘。

-HPMPSTRINTAGL
ゴースト6613092111101
リムHP物理神聖暗黒打撃切断貫通
HEAD2932444435-11241823
BODY6532444435-11241823
R.ARM
L.ARM
4332444435-11241823

パラメーターを見ると「物理」「神聖」「打撃」「貫通」が高く、 到達時点のアシュレイでは弱点を狙うことが難しい。 しかしよく見ると「STR」「切断」が比較的低い、そして「HP」が少ないことがわかると思う。

そこでまずテレポート対策としてセレクトボタンを押して周辺視野を広くしよう。 その後、敵が近距離にテレポートしてくるタイミングでターゲットドームを開き、 切断タイプの武器でHEADを狙うのが良い。 ゴーストのようなHPが低い敵はチェインで一気に片付けるのがセオリー。

さらにアシュレイのINTが高い場合はスピリットサージを併用できる。 スピリットサージは「神聖」かつ「打撃」属性であるものの攻撃レンジが広く、 たとえテレポートで距離を空けられてもこちらの攻撃を当てられる可能性が高い。 予測ダメージが低くてもMP消費を気にせずどんどん当てていこう。回復はアイテムに任せれば良い。

ゴーレム - 地下教会「冒涜の間」

-HPMPSTRINTAGL
ゴーレム2401512511892
リムHP物理神聖暗黒打撃切断貫通
HEAD12332187275457255-18211
BODY18032187275457255-30-50
R.ARM
L.ARM
12032187275457255-15515
R.LEGS
L.LEGS
11132187275457255-10515

STRが高く「物理」もそれなりにあるため基本攻撃のダメージが通りにくい。 しかしBODYの「打撃」は「-30」と低く、打撃タイプの武器が弱点である、とわかる。

そこで、「錬金術の資料室」で入手できる打撃タイプのブザムカレッサー・Bを装備して、 あらかじめ武器のPPを上げておこう。 (PPを上げないと弱点武器であっても性能を発揮できない) さらにミゼラブルボディを使ってからBODYを狙えば充分なダメージが与えられるはず。

ドラゴン - 地下教会「邪心を清めた礼拝堂」

-HPMPSTRINTAGL
ドラゴン480011813295
リムHP物理神聖暗黒打撃切断貫通
HEAD480453636363636368-5-10
NECK185504343434343438-5-10
BODY360554343434343438-5-10
R.LEGS
L.LEGS
1445043434343434311-3-10
TAIL121453838383838385-253

対ドラゴンの基本戦術はとにかくブレスを使わせないこと。 その為、戦闘開始と同時にブレスの届かない敵の懐へ飛び込む必要がある。 ジャンプ中のアシュレイは攻撃されることがないので、ジャンプしながら近接してそのまま首の下に潜り込もう。

次に貫通タイプの武器を装備したらプロテクトを使う。狙うリムはHEADが良い。 切断タイプでTAILを狙うのも良いが、 懐から出て且つ敵の後ろを取らなければならないため危険が大きい。 敵のHPが高いのでゲインファントム、レイジングエイクが有効。 リスク上昇には注意しよう。

中盤以降の方針 - a future plan*

上記の三戦によっておおまかな戦術は理解できると思う。 次に、中盤以降の強敵に対処するための方針を決めておく。

中盤以降は主にウェポンの種族値を上げていくのがおすすめ。 しっかりウェポンの使い分けをしてあらかじめ種族値を上げておけば、敵にダメージが通らず苦労することはあまりない。 属性値は魔法である程度コントロールできるので、さほど気にしなくても良いだろう。

工房の利用

工房での合成は二周目以降から始めても問題無い。 むしろ一周目は種族値と属性値を上げることだけ念頭に置いておき、 強い装備を作ることは考えない方が良いかもしれない。 合成システム自体が非常に複雑で、必ずしも強い装備が作れるとは限らないからだ。 もし合成をするなら、同系統かつSTRが同程度の強さの装備を合成すると比較的成功しやすい。

工房でやれることとしては合成よりも修理、そしてブレードに合ったグリップを付ける方が大事。 打撃、切断、貫通のウェポンタイプと秘石を最大限に活かせるグリップを装備しよう。

パズル

ゲームの高難度に拍車をかけるパズル部屋だが、 基本的には他のパズルゲーム同様、最終的な形から逆算していく方式で全て解ける。 もちろん妖精の羽を使用してもペナルティはない。

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